プレイヤーが求めるアニメ制作

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「間」を埋め、よりリアルに

スマートフォンでゲームをプレイするとき、今までのゲームと決定的に違うことは「画面内で全てが完結する」という点でしょう。専用のコントローラーやボタン操作がなく、プレイヤーは画面内に表示された情報を操作して画面内の反応を得ているに過ぎないため、そこにゲームの充実感や達成感を見出させるには少々の工夫が必要となります。

例えばボタンを選択する画面で、ただ羅列した画像のひとつをタップさせるのではなく、ボタンがカチっと押下されるアニメーションをつけるだけでもプレイヤーが感じる達成感は大いに変わってくるでしょう。スマートフォン向けゲームでは、プレイヤーが何かを「入力した」という動作を行ったのであれば「入力された」という表現をわかりやすく返す必要があります。

ボタンの画像をタップし、何もない「間」がほんの数瞬あると、はたして正常な入力が行われたのかとプレイヤーは不安になるでしょう。さらに実際は液晶画面上をタップしているだけですから、プレイヤーが感じるのは「画面の中の反応」しかありません。そこで、何の反応もない「間」が例えコンマ数秒、ほんの一瞬だったとしても、その後ゲームを遊び進めていく上でコンマ数秒の「間」が、数分、数十分と積み重なっていくと考えるとプレイヤーは進行のもたつき感やストレスを感じるはずです。

余計な「間」を感じさせず、プレイヤーの興味と集中を持続させるためにも、スマートフォン向けゲームでは小さな場面での演出にも気を配る必要があります。そういった細かいアニメーション制作にもこだわることが、ゲームの人気を左右すると言っても過言ではありません。